遺産の多くが田畑や定期借地権付の不動産であり,現物で分割するか代償金をもらうかについて当事者で協議がまとまらず、遺産分割調停を申立てた事案
依頼者は不動産を取得することを希望していなかったため、代償金の支払いを請求し、すべて代償金で取得するという内容での調停を成立させました。
遺産に不動産がある場合,不動産の価値をどのように評価するのか,どの不動産を誰が引き受けるのか等で揉めるケースが多く見られます。また,田畑などのように不動産には利用価値が少なく、各相続人が相続を希望せず押し付け合いになることがあります。
そのような場合に、不動産の価値をどのように評価するべきか、代償金をいくらにすることが妥当かなど、遺産分割協議をまとめる上で智恵や交渉技術が必要となります。
そのような場面では,遺産分割事件について経験が豊富な弁護士に依頼することで交渉がスムーズに進むことがありますのでぜひご相談ください。
※コンテンツ内で事例をご紹介する場合、作成当時の法律に基づきますので最新の判例と異なる可能性があります
概要 被相続人の生前に同居していた相続人らが相続財産を隠匿したり生命保険金を受領していた可能性があった件について,相続人のお一人から相談を受け,被相続人名義の生命保険や上場株式の有無について調査しまし…
概要 依頼者以外の全ての相続人が相続放棄をし,依頼者が唯一の相続人となった件について,弊事務所協力不動産業者へ売却を依頼したり,株式譲渡契約書を作成したり,負担付贈与契約書を作成のうえ弊事務所協力行政…
概要 ご兄弟間の遺産分割についてご長男様の代理人となり、他の相続人との間で遺産分割協議を行いました。 対応 短期間で解決すること、他のご兄弟には現金的財産のみを取得してもらうことを条件として、受任後3…
概要 交流のなかった異母姉妹の債権者から債務の請求書が届いたため、相続放棄をした事案 対応 被相続人と生前全く交流がなく、死亡の事実を知らなかったが、債権者からの請求書が届いたため、すぐに相続放棄をし…
概要 相続人の1人が居住している建物の敷地が、他の相続人と被相続人との共有となっており、その分割方法について当事者間で協議がまとまらず、遺産分割調停を申立てた事案 対応 代償金の支払と共有持分の買取り…
概要 遺産の多くが田畑や定期借地権付の不動産であり,現物で分割するか代償金をもらうかについて当事者で協議がまとまらず、遺産分割調停を申立てた事案 対応 依頼者は不動産を取得することを希望していなかった…
概要 被相続人の面倒をみていた親族が、相続人である被相続人の兄弟から預金の返還請求訴訟を提起された事案 対応 訴訟の中で、預金の使途明細を説明するとともに、面倒を見ていたことを具体的に主張して、裁判上…
概要 母親が借金を抱えたまま亡くなったため、相続放棄をした事案 対応 借金があることが明白であったため、受任後すぐに相続放棄の手続きを行い、受任から約1カ月で相続放棄が完了しました。 ポイント 依頼者…
概要 夫が亡くなった後、夫の債権者からの取立てがあったため、債務調査をした上で相続放棄をした事案 対応 債務調査の結果、債務超過であることが判明したため、相続放棄の申立を行い、後順位相続人である親族も…
相続開始後,荷物を整理していたところ多数の消費者金融からの借入書類が発見され,債務の相続を恐れた相続人からの依頼で調査したところ,多額の過払金債権が発見されました。これを回収した上で,各相続人の相続分…
相続人が海外に不法滞在しており,公的な本人確認書類の取得が困難でしたが,居所を証する資料等を提出した上で親族への委任状を提出してもらい,遺産分割調停を成立させました。
賃貸物件とそれに伴う債務の引き受けを拒否し,相続分相当額の代償金の支払いを請求する相続人に対して遺産分割調停を提起し,最終的に依頼者が不動産とそれに伴う債務のすべてを取得し,他の相続人には相続分を下回…
相続人全員に接触し,ほとんどの相続人から相続分の譲渡を受け,相続分の譲渡に応じてもらえなかった相続人には多少の代償金をお支払いして,一人の相続人(配偶者)に相続権を集約し,自宅不動産などを確保しました…
被相続人が全遺産を子どもの1人に相続させる旨の遺言を残したため,他の相続人から依頼を受け,遺留分の減殺請求を行いました。最終的に,不動産等の財産はすべて他の相続人が取得し,依頼者は代償金として現金を受…
被相続人の介護をしてきたことを理由に,相続人の1人が相続財産を独占し,遺産分割に応じなかったことから,その相続人に対し遺産分割協議を求め,被相続人の死亡直前に約250万円を引き出していたことからこれを…
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