被相続人の借金を相続放棄した事案
概要
夫が亡くなった後、夫の債権者からの取立てがあったため、債務調査をした上で相続放棄をした事案
対応
債務調査の結果、債務超過であることが判明したため、相続放棄の申立を行い、後順位相続人である親族も相続放棄も順次行いました。相続放棄が受理された後、各債権者にその旨の連絡をして終結しました。
ポイント
被相続人に借金があるのか、どれくらいの借金があるのかについて、相続人が把握していないことがあります。被相続人に借金があることが判明した場合は、すぐに弁護士に相談すれば、債務調査をした上で相続放棄をするかどうかの判断を行うことができます。
- 相続人が多数のため各相続人に相続分の譲渡を受けた事例
- 相続財産の中に賃貸物件が多数あった事例
- 相続人の1人が海外に居住していた事例
- 相続財産の中に過払金返還請求権が含まれていた事例
- 遺産を渡さない相続人との間で遺産分割協議を成立させた事例
- 遺留分の減殺請求を行った事例
- 死亡した被相続人の相続財産が不明であった件について,相続期間伸長をしたうえで,生命保険や上場株式の調査を行った事例
- 現金以外の財産(不動産,株式,自動車等)が相続された件について,相続財産を全て現金化したり債務調査するなどした事例
- 受任から3週間で遺産分割協議を成立させた事例
- 交流のなかった異母姉妹の債務を相続放棄した事案
- 共有の不動産を含む遺産につき遺産分割調停をした事例
- 不動産が多い遺産につき遺産分割調停をした事例
- 被相続人の面倒をみていた親族が、相続人である被相続人の兄弟から預金の返還請求訴訟を提起された事案
- 借金を抱えて亡くなった母親の相続放棄をした事案
- 被相続人の借金を相続放棄した事案