不動産が多い遺産につき遺産分割調停をした事例
概要
遺産の多くが田畑や定期借地権付の不動産であり,現物で分割するか代償金をもらうかについて当事者で協議がまとまらず、遺産分割調停を申立てた事案
対応
依頼者は不動産を取得することを希望していなかったため、代償金の支払いを請求し、すべて代償金で取得するという内容での調停を成立させました。
ポイント
遺産に不動産がある場合,不動産の価値をどのように評価するのか,どの不動産を誰が引き受けるのか等で揉めるケースが多く見られます。また,田畑などのように不動産には利用価値が少なく、各相続人が相続を希望せず押し付け合いになることがあります。
そのような場合に、不動産の価値をどのように評価するべきか、代償金をいくらにすることが妥当かなど、遺産分割協議をまとめる上で智恵や交渉技術が必要となります。
そのような場面では,遺産分割事件について経験が豊富な弁護士に依頼することで交渉がスムーズに進むことがありますのでぜひご相談ください。
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